駒込(2024年4月撮影)

 駒込は桜の名所として知られています。その中でも特に有名なのが、駒込の染井吉野です。駒込の一部は江戸時代に染井と呼ばれ、隣接する巣鴨と共に草花・植木の一大生産地でした。この地で江戸時代以降多くの優れた園芸品種が誕生しましたが、なかでも染井吉野は、地名から名付けられ今では世界を代表する桜の品種となりました。この染井吉野は、一重咲きの淡いピンク色の花が特徴で、春になると周囲を華やかに彩ります。

 駒込駅北口を出るとすぐに染井吉野桜発祥之里の碑がある「染井吉野桜記念公園」があります。また駅前の本郷通りを渡り西に数分歩いたところに生活道路の「染井通り」があります。この通り沿線には染井吉野が多く植えられ春には華やかな様子を見せてくれます。
染井通り中央あたりを少し入ったところには多くの桜に囲まれた「豊島区立染井よしの桜の里公園」があります。ここは小さな子供たちの憩いの場となっています。染井通りを北上した突き当りには「都立染井霊園」があります。ここも桜の名所として知られています。
 一方東口より徒歩1分程の所に「駒込東公園」があり、こちらも多くの桜が植えられています。他ほど名所とはなっていないことからゆっくりとお花見をすることができます。

染井吉野桜記念公園 (駒込駅すぐ)

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■染井吉野桜記念公園(駒込駅より徒歩1分)

駒込東公園

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■駒込東公園の桜(駒込駅より徒歩約4分)

六義園 (駒込駅より徒歩約6分)

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■六義園(内庭大門前の桜)、4月8日に訪れたところ、ちょうど良い咲き具合のようです。
向かいにある有名な「しだれ桜」の見ごろはもう少し後になりそうです。
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■六義園(吹上茶屋近くの桜)

旧古河庭園 (駒込駅より徒歩約10分)

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■旧古河庭園、洋館前の車寄せ広場から見る桜